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ジョン・ドス・パソス「マンハッタン乗り換え駅Manhattan Transfer」1925

アメリカのモダニズムを代表する作品。

1人の女性を巡る何組かの男女の恋愛を描いている。

女優エレンは雑誌編集者として名声を得、弁護士ジョージは牛乳配達人ガス

と組んで権力者としての地位を築きつつあるが新聞記者ジミーのみが都市

生活に幻滅を感じ、ニューヨークから脱出を計る。

ジョン・ドス・パソスJohn Dos Passos(1896-1970)

はシカゴに生まれ、ハーヴァード大学に学ぶ。第一次大戦中はヨーロッパで

救急車の運転手となり、その後大陸を放浪する。

代表作はアメリカの全体像を主題とする3部作「U.S.A」(1930-36)だが、ルポルタージ

ュや紀行文、歴史記述など幅広い文筆活動を行った。

 ドス・パソスとマンハッタン

 

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