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フラナリー・オコナー(Flannery O'Connor, 1925-64)
アイオア州立大学大学院の創作科に進む。
1950年、紅斑性狼ソウを患う。以後ジョージア州の農場に引きこもり、
病気と闘いながら創作活動をし52年に長編「賢い血 Wise Blood」を発表。
55年に短編集「善人はめったにいないA Good Man Is Hard to Find and Other Stories」
60年に第2長編「烈しく攻めるものはこれを奪うThe Violent Bear It Away」出版。
3番目の長編に取り組むも病状が悪化、39歳の若さで亡くなった。
敬虔なカトリックの作家であったオコナーは現代の読者に向かって神の存在
とその恩寵とを語り続け、神による人間の救済の問題を終生追求した
作家であった。