ジョン・スタインベック「怒りの葡萄 Grapes of wrath」(1939)
1930年代の大恐慌時代、オクラホマの黄塵地帯に住むジュード一家
が仕事を求めてルート66を走り、カリフオルニアに向かう苦闘の姿を
描いている。
スタインベック（1902-68)はカリフオルニア州サリナスで生まれた。
スタンフオード大学で英文学を専攻。
1925年大学を退学し帰郷、3年間山小屋やマスの加工場などで働きながら
作品を書く。
「ハツカネズミと人間」(1937) 「怒りの葡萄」(1939) 「エデンの東」(1952)
などカリフオルニアの中部や南部を舞台にした作品を多く書く。
スタインベックとサリナス
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